バーレイ/ウィローパターン/ブルーウィロー/ティーカップ&ソーサー② コーヒー・ティーカップ

1851年に英国・ストーク・オン・トレントに開窯したBurgess & Leigh社（略してBurleigh／バーレイ社）のティーカップとソーサーになります。 "Burleighバーレイ社"は伝統的な銅板印刷を使う世界で最後の陶磁器メーカーです。銅板印刷とは、銅版に彫った図案を転写紙に印刷し、一点ずつ手作業で陶器の表面に貼りつけていく技法です。 "Willow Patternウィローパターン”とは、1780年代初頭にミントンの創始者トーマス・ミントンによってにミントンが考案した柄で、楼閣、二羽の鳥、柳 (=willow)、まんじ型の垣根、橋、三人の人物、小舟などが配された図柄と、その多くが染付(=blue)であることから、通称: "Blue Willow（ブルーウィロー）”と呼ばれています。 中国高級官僚の娘「クーン・セ」と地方役人の子息「チャン」の悲恋物語で、 ①娘の交際を嫌ったクーン・セの父親が娘を塀で囲った楼閣に閉じ込める。 ②二人の仲に好意的な使用人の手助けにより駆け落ちを行い、橋の上を追手から逃げる。 ③二人は、小舟で沖合の島に脱出するが追手に迫られて入水自殺 ④二人を悲しんだ神によって鳥に姿を変えた二人が天空を飛翔する、と言った物語構成となっています。 #バーレイ #Burleigh #英国 #イギリス #紅茶 #カップソーサー #ブルーウィロー #ウィローパターン #陶磁器