昭和国産腕時計　【自動巻】セイコー5 　6119A　21石 1968年製造 時計

1967（昭和42）年登場の61系ムーブメント6119を搭載したセイコー5になります。セイコーの最高峰"61VFA"の原点でありセイコー自動巻の代名詞となるムーブメントです。この後、ファイブスポーツ・スピードタイマー・アドバン・アクタスと、このファイブの流れは引き継がれて行きます。自動巻き機構はセイコーの代名詞のマジックレバー機構を搭載していて、手巻き機構はありません。出品の物の特徴はリューズの位置が通常は3時位置にあるのが一般的な所、4時位置にあります。ケース側面がとてもスッキリしています。手首に優しい形ですね。セイコーの自動巻きモデルのある意味ステータスとなっていると思います。当時はリューズはこの位置が流行りでした。プラスチック風防は使用傷はありますが綺麗だと思います。濃いグレーの文字盤の状態も良好です。リューズを強く押し込む事で、日付の早送りが出来ます。（注意として21時〜1時の間は操作厳禁です）ケースはラグの形状からなのか大きく見えます。角の取れたドーム型風防の影響もありますが大きいけれど温かみのあるスタイルに「今日はコレに決めた！」とよくなります。ラグ幅が19ミリですので、革ベルトでも全体が大きく見えます。よくある18ミリ幅より1ミリ違うだけなんですが見た目が変わるんですよね。私はグレー色のミリタリーベルトを着けて楽しんでいました。これは意外と良いですよ。こうしてベルトを変えるだけでも新鮮で心もかわりますよね。 （追記）今着けている黒革ベルトはコレクション用に着けています。裏地に劣化があります。