1933年 中国 中華民国22年 大特年 ジャンク船 孫文 美品 コレクション

ご覧いただきありがとうございます。 中華民国22年（1933年）に発行された1元銀貨、通称「ジャンク・ダラー（Junk Dollar）」は、当時の中国における標準的な流通貨幣の一つです。この名称は、裏面に描かれた**中国帆船（ジャンク船）**のデザインに由来します。 本貨は、1933年から1949年にかけて鋳造され、一部は1949年にアメリカ合衆国の3つの造幣局（フィラデルフィア、サンフランシスコ、デンバー）で再鋳造されました。現在も中国近代貨幣の代表的な銀貨として、収集家の間で高い評価を受けています。 ⸻ 基本情報 •発行国：中華民国 •発行期間：中華民国22年-23年（1933-1949年） •額面：1元（1ドル） •貨幣単位：元（1912-1948年） •材質：銀 88%（銅 12%） •重量：26.8g •直径：39mm •厚さ：2.4mm デザイン ✅ 表面（オブバース） •肖像：左向きの孫文胸像 •銘文：「中華民国二十二年」（中華民国22年＝1933年） •書体：繁体字（楷書体） ✅ 裏面（リバース） •モチーフ：二本マストの中国帆船（ジャンク船）、右方向へ進む姿 •銘文：「壹圓」（1元） •書体：繁体字（楷書体） ✅ エッジ（縁） •加工：ギザあり（リードエッジ） ⸻ 歴史的背景と価値 1933年に発行されたこの銀貨は、中国経済の安定を目的とした銀本位制のもとで発行された最後の主要貨幣の一つです。しかし、1949年に中華人民共和国が成立すると、国民政府は台湾へ撤退し、これらの銀貨は公式な流通貨幣としての役目を終えました。 1949年にはアメリカの3つの造幣局（フィラデルフィア、サンフランシスコ、デンバー）で「年号23年（1934年）」の再鋳造が行われ、多くの種類（マイナーバリエーション）が存在します。特に「六本のロープライン（Six Rope Lines）」があるタイプは、コレクターの間で人気があります。 本物だと思いますが、鑑定には出しておりません。そのため、相場価格よりお安くお譲りいたします。 写真をご確認の上、ご理解のある方のみのご購入でお願い致します。